二十五絃箏奏者のグループ虹"KOU"（花岡操聖、内藤美和、多田彩子、池杉恵理奈、本間貴士）による10回目、CD発売記念コンサートが4月12日に行われました。 10年前に委嘱して頂いた「音のかたち・音のいろ〜二十五絃箏五重奏のための〜」もCDに収録して頂き、当日の演奏は初演、再演時とはまた違ったシャープでいて奥行きのある演奏で、確実に彼らのモノとなっているのがわかりました。 「10年」というのはあっという間だけれど、間違いなく前に進んでいるのだなぁ〜、スゴイなぁ〜と思いました。
一方、作曲の立場からいうと、改訂でもしない限り作品自体は10年前のままで、正直、今から見ると「？」謎な部分はあったりしますが、その時その音を選んだのは今につながる自分なので、それはそれでヨシと思うことにしている。
このように思えるのは、やはり演奏者が、日々前に進んでそれぞれの多くの作品と真摯に向き合ってくれているからなんだよなぁ〜〜。とここ数年、強く思っているが改めてそれを実感したコンサートでした。
な、ことで私も「音のかたち・音のいろ」を出版（ダウンロード形式）することにしました！二十五絃箏人口？は、お箏人口に比べてまだまだ少ないですが、何年、何十年？か先を見て。。。
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